2012年10月26日金曜日
中国にも「メイドイン新興国」製品が溢れて産業空洞化を嘆く未来が来るのかも?
※中国経済の先を見ると、日本みたいに産業空洞化していく気がします。
その場合日本と違うのは、組立作業のような「人件費の安い国に移転が容易なもの」「他国から部品を輸入する製造」が多いこと。
現状はインフラがまだ新興国よりも有利ですが、外資系は今回の騒動で人件費1/3以下の新興国の方にインフラ投資をシフトするでしょうし、中国企業も損得勘定的に新興国へ工場移転しそうな流れ。
そうなると中国自体が「メイドイン新興国」の激安品に駆逐されていくなんてことも考えられます。
また急激な少子高齢化も進んでますから、人口が13億人いても一般消費人口自体は3億人未満になるかもしれません。都市部はまだいいですが、周辺地域は過疎化が進んで人数が多い分暴動も増えるかも?
http://bit.ly/QgHujd
>ジャコバンによれば、いまや中国は世界の労働運動の震源地だ。しかも、法律で定められた以上の大幅な賃上げを勝ち取ったケースもいくつもある。多くの大都市で最低賃金が二桁の伸びを果たし、多くの労働者が初めて社会保険の恩恵を受け始めている。
中国の労働運動はこの2年間で質的にも進化していると、記事は指摘している。2010年以前は、賃金の未払いに抗議するストライキが主流だった。要求内容は「しかるべき賃金を払え」というシンプルなもので、頻発する企業の法律違反に対する「自己防衛」的な意味合いが強かった。
転機となったのは、10年に広東省南海にあるホンダの部品工場で起きた賃上げストだ。これを機に労働者の要求内容は「攻撃的」に転じ、法律で定められた以上の賃上げ要求が多発するようになった。