ページ

2012年11月18日日曜日

3Dプリンターや産業用ロボットの進化によって製造工程の無人化は進む


▼あと数年もすると3Dプリンターが現状のインクジェットプリンター並にコストダウン&高品質化していき、数分で出力&素材カートリッジで希望の材質で出力が可能になっていくと思います。

 家庭用までは時間がかかると思いますが、業務用であれば数億円規模だったものが数百万円規模になり、並列に並べて同時製造も可能になってます。

 そうなると製造部門で働いていた人達は不要になっていきそうです。

 現状だと中国等で大量生産して一気に輸入し、物流倉庫で保管して都度発送をしてますが、今後は各地に3Dプリンター工場を設置してオンデマンド生産&当日発送するなんてことも増えそうです。
 
 その場合、倉庫業務や輸出入業務の雇用も減る予感(大量取引や物流のメリットが減るから)。
 
 写真がデジタル化してネガや現像処理が不要になったり、印刷がデジタル化されて製版や写植部門が縮小したようなことが今後色んな分野で起こるかもしれません。
 
 日本は少子高齢化が進んでますが、労働力不足になるよりも「製造部門等の雇用が激減」して失業者だらけになる方が早そうです。

 3Dプリンターのように「コンパクトな形状で部品・完成品が彩色済みで出力される装置」が主婦パートの時給以下でリース契約出来たら雇用自体が割高になりますし。
 
 将来的なことを考えると、機械化されない分野で働くor転職しておかないと数年でいきなりリストラor雇用待遇悪化するリスクは高まりそうです。

http://bit.ly/SUcR3r

>デジタル製造工場の例として、米テスラモーターズのロボット工場が紹介されていますが、その内容は圧巻の一言。

・軽量な多関節アームのついた多目的型六軸ロボット
・プログラムを変えれば、数分とかからず異なる作業に移ることができる
・さまざまな種類のアームヘッドの持ち替えも自動でおこなわれる
・汎用デジタル工作装置を使って、必要なパーツの大部分を内製する


機械を動かすのがコンピュータなら、ひとつひとつ違う商品を作っても、コストは変わらない。

そしてこの工場は、工場そのものがコンピュータであり、プログラムで作るものを変えられるため、一台一台違う車を作ることもできるそうです。

工場といえば、同じものを大量に製造しているイメージでしたが、ロボティクス&コンピュータ制御によって「何でも作れる」「一個ずつでも作れる」ようになるんですね・・・。

0 件のコメント:

コメントを投稿