→事業を行う場合に自社スタッフを雇用するという形式は将来的に減っていくんじゃないかと思います(自社スタッフである必然性が少ない業務の場合)。
業務代行サイトは国内外にどんどん増えてますし、登録する人材も増えてます。
サイト経由の良い所は個々の業務代行に関して「利用者の評価チェック」「内容や価格の比較」「支払いや契約窓口の一元化」が出来ること。
例えば「事務処理の代行」の場合、サイト上で「日本の在宅主婦の代行 or 新興国在住の代行」を比較して選んだり出来ます。現状はネット経由で可能な代行が多いですが、いずれ「店舗接客スタッフや店舗の深夜清掃」のようなことまで可能になってくると思います。
そうなるとサイト上で「評価が高く、内容と価格がお値打ちな代行者」を選んで「必要な時に必要な分だけ」外注する企業が増えていきそうです。
代行者にとっても、サイトで自分の外販可能なスキルの評価が蓄積され、窓口も一元化されるのは効率的です。人気ある代行者ほど依頼が殺到し、以来単価がアップする可能性も高いです。
ただし同質化した業務に関しては競合者が増えていくほど価格競争は激しくなるので結構大変。
「ロゴデザイン」や「契約書の作成」「スキャンした伝票の記帳処理」に関しても世界中の代行者(新興国だと物価差が1/3とか)と1つの案件を取り合いになるなんてことも増えそうです。
http://www.lancers.jp/
※事業を構築運営する場合、業務代行サイトを活用して「パソコン・パーツを組み立て&専用ソフトをインストールして業務用パソコンを自作するように」出来たら便利。
コア業務に関しては自社スタッフ限定ですが、それ以外は外部調達することで柔軟にスケールアップ&スピード展開することが可能になります。
※コア業務を確立してない企業は外注化と内製化する業務を選別出来ないので失敗することは多そう
※例えば現状で求人サイトがありますが、もっと進んでいけば「飲食店経験5年でAとBの業務に習熟した北九州在住の人材」のように本人スペック・評価・作業単価が表示され、それを企業・店舗が選んで依頼するなんてことも増えたりして。
その際に評価が高い人材ほど、他社からスカウト依頼が来て、引き抜き防止したい依頼企業は契約更新時に依頼単価をアップしなければいけなくなるとか。
バイトの履歴書見たって本人スペックは判りませんから、それが「見える化・比較化」出来ることで流動性も高まる感じ。
その反面、トラブル多発やスペック不足な人材は依頼単価激減&依頼企業激減していく流れ。