2012年10月15日月曜日
先進国ほど中流層が消失し、新興国ほど中流層が激増する時代に商売するには
先進国の未来って「中流層(及びやっていた仕事)がいなくなる」というのが一番怖いところ。
例えば食事に関してだと「自然・健康で繊細な味覚の食事」と「高カロリー低栄養で単調&濃味のジャンクフード」に二極化して中間(普及価格帯の食事)が無くなる感じ。
そうなると中流層向けの商品・サービスの需要が減っていって関連企業や店舗が淘汰されていきます。
※弁当で言うと「1000円弁当1個→5個」と「250円弁当34個→80個」が主流になって「650~450円の弁当が65個→15個」に減る
なんで中流層が減るかというと、中流層がやっていた仕事が自動化&効率化されていき、より高度な仕事は上流層に上がり、その他大勢は下流層へ落ちていくから(雇用や生活レベルの低下)。
下流層向けはボリュームが増えるのでスケールメリット訴求の大企業に有利になり、上流層向けは付加価値重視に向かっていきそう。
そうなると小規模企業は付加価値路線に行くほうが賢明ですが、今を変えて冒険なんて出来ない企業は中流層向けに固執して壮絶なイス取りゲームに突入。
よく周辺地域を見渡してみると、大手の画一的低価格チェーンが増えてて付加価値化が出来ない地元店舗は減ってる感じ。
※もし葬儀の世界も極端な二極化していくと、中流層向けの葬儀社って設備投資してる分今後が厳しそう
http://bit.ly/OSAbvQ
>WEB集客型葬儀サービスを提供するユニクエスト・オンラインは、このたび「葬儀に関する調査報告(7月度版)」を作成した。
まず、「直葬の選択率」では、52.6%の人が、通夜式も告別式もしない直葬(葬式をせず、火葬だけをすることを指す)を選択。同社サービス利用者の半数以上が、従来の葬儀ではなく「直葬」プランを選択している結果となった。
さらに「寺院の手配率」では、47.6%の人が、葬儀の際に寺院の紹介を同社へ依頼。都市部に
移住するなどの理由から、日頃から寺院との付き合いが無い人が増えている傾向にあることが分かる。