2012年10月19日金曜日
"誰でもクリエイター時代"に価値ある作品を見出すには
→PC&ソフトの低価格&高性能化が進むことで、従来ではプロ&業務用機器でなければ無理だった作品が一般でも可能になってきました。
敷居が下がるごとに粗製乱造にはなるのですが、その中から従来には無かった作品が突然生まれたりすることも増えてます。
今後スマホ&タブレットが低価格&高性能になり、アプリも100円程度で凄い性能なものが出てくると、今以上にアマチュアが参入してきそうです。
プロから見れば専業で生活が出来ない位の報酬ダンピングで困ったりはするのですが、敷居が高すぎる分野ほど顧客の関心が無くなって衰退するので、プロ・アマ乱戦で競争激化でも勝ち抜いていかないといけません。
※報酬ダンピングに関しては、商品のイラストデザインをpixivでアマチュア募集したら激安(無料でもやってくれる)
なぜダンピングになるかというと、クリエイティブ活動自体が「表現欲求の充足」になるので、対価が無くても喜んでする人がいるため。
ただ現状だと「誰でも作品を制作発表出来る」部分は増えてますが、それを目利きして良いものをピックアップする仕組みは少ない気がします。むやみに作品があふれるだけだと数が多すぎて良いものも埋もれていくので。
※まるでクソゲー乱立で崩壊したアタリショックみたいになる
個人でブログ等で目利きしてレビューしてる人もいますが、単体だとレビュー自体も検索エンジンに埋もれやすいので、一箇所に集めてSEO&整理し、一般ユーザーでも判別し易い形にしていく必要がありそうです。
レビュアー自体も従来のプロでなくアマチュア(ただし厳選したレビュアーのみ)でも良いはず。
※プロのレビュアーは商業志向で客観的判断が難しいですから、むしろ個人の方が有利(そもそも消費者自身)
★飲食店的に考えると「誰でも飲食店になれる(発表の場を用意)」&「誰でもグルメレビュアーになれる(食べる場を用意)」をマッチングして、その中から価値あるものを話題の中心にしてメジャー化(実店舗デビューや加工食品化等)していく感じ(・∀・)
※情報でも作品でもネット時代には溢れすぎてますし、制作者は制作は得意でも告知が苦手なことが多い感じ。そうであれば分野毎に目利き&告知を行う中間部門を創ることが、制作者と閲覧者の両方にメリットありそう。
※それにしてもレビュアーですが、amazon・食べログ・アプリストアと、どれもステマや感情丸出しレビューが多すぎ。レビュアー自体の目利きがシンプルに出来てないと、どれが良いのか困惑する。
「読者、見込み客」が必要とするレビュー自体が希少価値な感じ(^^;)
レビュアーって本来は「良いと思ったものを他の人にも伝える」「作り手に良さや改善点を伝える」があると最高。それが無いと単なる批判だけになるし建設的では無い。
レビュアーって最終的には「プロシューマー」になるのが良さそう。制作者と一緒に作品をブラッシュアップしていく役割。
http://bit.ly/GYoJK3
>consumer(消費者)とproducer(生産者)を組み合わせた造語で、製品の企画・開発に携わる消費者という意味。未来学者のアルビン・トフラー氏が著書『第三の波』で予見した新しいスタイルの消費者。多様化した消費者のニーズに応えるために、企業が消費者の意見を直接取り入れる形で、消費者が商品の企画・開発に関わるようになってきている。