2012年11月16日金曜日
大手チェーンと差異化するにはカウンター店舗での対面コミュニティが最適
→大手チェーンの飲食店は「モノとしての飲食」を追求してますが、そこに対して同じ路線で勝負しても差異化は難しいと思います。
一応「ブランド食材を使って高めの飲食を提供」する手段もありますが、良いものであるほど割高な度合いが増えるので、来店頻度や対象客層が限定され、商圏人口が多い地域以外では客数が少なく運営が厳しそうです。
それ以外の打開策を考えていくと、個人店舗ではカウンター店舗が一番優位性を訴求しやすいですね。
カウンター店舗だと席数12席前後になりますから、対面での接客や調理提供も迅速に出来ます。席数の多い店舗と比べて収容人数が少ないですが、店舗稼働率を考えれば「平日はガラガラで週末だけ一杯になる中規模店舗」よりは効率を高めることが出来ます。
対面であれば料飲提供する際も顧客と話をすることが出来ますから、意見を聞いたりリピーター化も促進されます。
大手チェーンほど「顧客はモノとの接点しかない」ですから、カウンター店舗を活かして「顧客との接点を強化」すれば、異なる土俵での展開が出来ます。
またカウンター店舗の利点として「顧客同士が交流しやすい」というメリットがあります。
大型店舗だと「知り合いと一緒に来店する」ということが多いですが、それと違う分野として「お店に行けば常連さんと交流出来る」というのを売りにしてもいいと思います。
その場合、お店側は顧客同士の交流をサポートするようにすれば、店舗を交流起点として来店頻度を高めていくことにも繋がります。
大手チェーンが商品や利便性を得意とするのであれば、個人店舗は対面接客や店舗起点での交流を訴求していく方が差異化になりそうです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿