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2012年11月14日水曜日

終身雇用の崩壊と非正規雇用が常態化した社会では自分ブランドを持つことがリスクヘッジになる


→大手チェーンやオーナー店舗の場合、現場で働くスタッフは単純労働&非正規雇用化が進んでいます。

 経営者視点で考えれば「誰でも出来る業務にしておかないと人件費アップや代替え人材不足になるリスク」が高いので当然なのですが、実際に現場で働くスタッフから見れば将来に対しての不安感が高まるばかりです。
 
 海外では日本の寿司メニューを機械化することで「人件費を抑えて食材コストをアップ」して商品価値を高めていますが、同じ事は日本でも起きてると思います。来店客にとって「商品のコスパが高ければスタッフはだれでもいい」状況が進めば、お店自身は繁盛しますが、そこで働くスタッフの存在価値はどんどん低下していきます。
 
 かといって現場でズルズルと定番業務を行うのみでは"対外的にも有効な"スキルアップと存在価値の向上は出来ません。
 
 また単一店舗でスタッフとして働くだけでは「店舗売上ダウンによる雇用待遇悪化」は避けられませんが、もしそうなっても収入源を一箇所に依存してる場合は言う通りにするしかありません。
 
 そのような状況に対しての打開策としては「既存スキルを活かして対外的にも価値ある自分ブランドの商品・サービスを持つ」ことが重要だと思います。
 
 今はネット等を活用すれば"自分ブランドの商品・サービス"のプロモーションは低コストで出来ますし、既存店舗以外の販路を確保すれば副業的に販売することが出来ます。
 
 いきなり独立したり転職するのはリスクが高いですが、副業的な部分からスタートすれば、試行錯誤しながら段階的にステップアップしていくことにも繋がります。
 
 「自分ブランドの商品・サービス」を持っていれば、副業又は独立を行うことも出来るので、既存店舗スタッフとしての収入減少があっても他の収入源をアップさせることが可能です。選択肢があるというのは精神的な余裕にも繋がりますよね。
 

※自分の業務が機械化や代替えされるかどうかは常にチェックした方が無難です
http://bit.ly/TtiYbn

>簡単な仕事というのは比較的将来性の無い仕事です。

 まず、「誰にでも出来る」「直ぐに出来るようになる」ということは、取り換えが容易なことと同意です。正社員ならまだしも、バイトやパート、短期工なら多少の習熟度に目をつぶり、より安価な労働力に置き換えることはもはや定番となっています。

>この安い人材力の置き換えの次には、そういう仕事を集約して「機械化」を目指す動きが始まります。ある程度の集約がされなければ人がやったほうが安上がりな場合もありますが、この数十年の動きを見ていれば確実にこれがやってきます。流れ作業には必ずロボットが介在し多少なりとも自動化されています。

 その後、完全自動化されてもおかしくありません。その時リストラされないのは、自動化をしている人か、もしくは自動化されたものを維持、管理する人だけです。

>これは恐ろしいことに職人の世界にも当てはまります。少なくとも1970年代に寿司ロボットが開発された際、回転寿司チェーンとともにここまで普及するとは誰が想像できたでしょうか。少なくとも我が家が外食で寿司を食べる際、9割程度はロボットが握る寿司を食べています。安いから。

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