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2012年11月12日月曜日

近所の湖にブラックバス放流するのと同じ現象が日本の地方ビジネスでも起こってます


それにしてもグローバル化とクラウド化の進化が速すぎて、既存ビジネスのほとんどが変革or淘汰されていく流れが激しいです。

古き良き時代(現在の団塊の世代までの商売)からは想像出来ない激烈な競争が増えてるので、昔からやってる既存店舗は時流に乗るのは難しい感じがします。いずれ"itunes等に駆逐されたCD店、amazon&コンビニに駆逐された書店"みたいになりそうです。

今までであれば既存店舗を変化(マイナーチェンジ)させることで対応出来ることもありましたが、あまりに急激過ぎるので、新業態化(フルモデルチェンジ)しないと対応は無理かもしれません。

酒販店や米穀店がコンビニに代わる等は想定出来ますが、ネット通販&地域配達専門に業態変換するのは"過去の自分を全否定する行為"なのでオーナー側に拒否反応ありそうです。

変化に耐えられない既存店舗にアドバイスを行うよりは、いっそ既存店舗スタッフで将来の変革に対応出来る人材に対して「次世代店舗で独立開業する支援」を行うほうが良いのかもしれません。

オーナー歴10年以上の中高年よりも、実務経験5年未満で20代な基幹人材の方が柔軟に対応出来るように思います(既存店舗オーナーでも向上心がある人は大丈夫ですが) 。

変化に対応出来ない既存店舗についてですが「あの頃はよかった」「しょせん安物だから価値が低い」「現状を全部捨てて新しいことに挑戦するのはリスクが高すぎる」「そんなのやったら今の商売が売れなくなる」と発言するオーナーはヤバいですね。

顧客ニーズや時流の変化から離反してる状況だと、新興勢力が侵攻すれば"湖にブラックバス放流して起こる生態系破壊"的現象になる確率は高いと思います。

あと、よくあるパターンですが、既存店舗が新しい機材をローンで買って商売に利用してると、翌年に数倍の性能&価格は半額以下のものが出てきて、ローン購入したものを捨てるわけにもいかず、またローン返済を考えると安売りするわけにもいかないジレンマに陥るような悩みも出てきます。そうして苦悩してる合間に新興勢力が一気に引きはなす現実。

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