2013年1月24日木曜日
今当たり前だと思ってる消費行動が、今後も続くとは限らない感じがします
→例えば冠婚葬祭だって「補助金が無くなった公共事業」みたいに「ご祝儀&香典という(私的補助金)が縮小したら」施行スタイル自体が変わりそうです。
※婚礼アルバムだと製本する予算が無くなれば「撮影データをSNS上で共有して友達のコメントやタグが一杯で永久保存」が主流で製本(需要が減るので制作費が二倍)する人は極一部になるとか
また電子化やネット通販化&ネット販促化が進んでいけば、関連する業態も変わるでしょうし、小売店が海外から輸入する商品だらけになるみたいに「専門技能や業務代行は海外からネット経由で輸入する」のが当然になったら、国内で関連業務をしてる人は仕事が無くなります(百均で品質が十分な人は百均で買い物を済ますみたいに)。
今の10代が消費の中心になる頃には「車が必要な用事はカーシェア or 宅配で済む」とか「ファッションや雑貨は無関心になり、その代わりにスマホグッズやSNS上の電子アイテムを消費して自己表現欲求を満たす」なんてことも想定されます。
※そもそも所得が減少していくので、アナログよりも割安なデジタルで済ますから
現在の日本の生活レベルは経済に支えられてるので、それが縮小すれば新興国の生活パターン(富裕圏or貧民窟)に近づいていくとか(世界の生活圏がフラット化)
これからの十年って1年が今までの三倍以上の進化スピードになるでしょうから、消費や業態がどのように変化していくのかが気になりますね。
http://bit.ly/140CQLM
>俺「音楽はスマホで聴くの?」
小「うん、スマホならどこでも聴けるもん!」
俺「まぁそうだけど…ユーチューブじゃ音悪くない?」
小「んん?でもすぐ聴けるし、私はこれでいいかなー」
俺「え、だからそれじゃ音悪いし、歌詞カードとかもないじゃん!」
小「私は音楽が聴きたいの。音が悪くても良くても私には関係ないし、音楽だけ聴ければいいの。」
なん…だと…。
>小学校五年生の女の子一人の意見だけど、音楽に対する意識というものがここまで違っているとは全く思ってなかった。この子にとっては音楽とは、蛇口をひねれば出てくる水道の水のような感覚なのだ。それが本来は貴重な資源であるということは普段一切考えない。そんな感じがした。
CDを買わない理由には、おこづかいとか物理的なモノもあるだろう。
親御さん、スマホは持たせるのにCDは買ってくれないっていうのもアレだが……。
もうなんかわけわからんくて絶望した。
江戸時代の人間がちょんまげをしていない現代人を見て「なぜまげをしていない?」と質問しているような感覚。
音楽にお金を払って聞くという価値観が存立していない状況であった。虚しさに震えた。
こうした子供達が将来大きくなって、今の音楽コンテンツに夢を求めて投資をしてくれる日はくるのだろうか。この感覚の違いは数年経てばいくらかは埋まるモノなのだろうか。
2012年11月21日水曜日
遠隔操作ロボットが増えると全自動ロボット化よりも早い段階で雇用を効率化する
→遠隔操作で低賃金や安全な所から製造や作業部門のロボットを操作出来るようになると、今後メリットが増えそうです。
現場と操作ルームが分業化出来れば、24時間体制での操業も出来ますし、操作スタッフの効率化も出来るのでコストダウンも可能になります。全自動ロボット化よりも遠隔ロボット化の方が導入が早いかもしれません。
医療や高度製造だけでなく、クレーン等の重機操作も遠隔化出来れば、作業スタッフ不足と賃金上昇問題も減っていきます。
作業ロボットのレンタル会社が作業スタッフの遠隔派遣まで行えば、現場経営者は労務管理も不要で手間なし楽々。
ただし現場スタッフは単純労働者のみになるかもしれません。遠隔操作スタッフは高収入になりますが、現場は単純化が進むので雇用格差は拡大しそうです。
http://on-msn.com/Tfpd6D
>ダヴィンチは「内視鏡手術」の際に用いられる医療用ロボット。内視鏡手術は患者の腹部に小さな穴を数カ所開け、ファイバースコープや専用の手術器具を挿入し、モニターに映る体内の様子を見ながら行う。
この手術は難易度が高く、医師の経験と技術が問われるが、ダヴィンチは先端に内視鏡や手術器具がつき、人の手先よりも細かい動きができるため、患部以外の場所を傷つけることが少ないという。
2012年11月15日木曜日
グローバル化で競合が増える業界ほど防波堤型企業に依存する人は脆弱
→業界にもよりますが、新興勢力や外資系が攻めこんでくる分野だと、保守的な企業ほど客層を奪取されやすいと思います。
その場合、保守的な企業で働くスタッフは「安定安心志向」が強いため、打開策を自分から提案&実行することはあまりなく、最終的にはリストラや雇用待遇悪化になっていきます。
目先の利く人ほど先に独立したり挑戦的な会社へ転職していくのですが、そっちの方が将来的に考えれば優位性が高いですね。
従来型の雇用だと「終身雇用や定期昇給」が前提でしたが、それは日本自体が経済成長していくことで実現されていたと思います。
既にその前提が終わり、衰退期に入っている中では「安定安心」というもの自体が依存すると危険なものになってしまいそうです。
※安定安心を雇用メリットにする企業ほどヤバい
これから生き残っていけるのは「安定安心」よりも「革新挑戦」を他者よりも先に選択していくことみたいですね。
http://diamond.jp/articles/-/27858
>少なくとも、戦後から現在にかけて日本人が求めているのは、「良い大学に入って安心」「良い会社に入って安心」「良い人と結婚して安心」など、「あるところに籍を置けば、とりあえずその後は安心できる」という人生である。それはつまり、籍を置くことは、堤防の内側に入ることであり、後は堤防の外のことを考えずに、安心していられる人生を求めることである。
>堤防の中で安心に浸ることのできる人々の行動規範は、「堤防の外に投げ出されないこと」に尽きる。
>会社をクビにならないように、大学は成績最低でも卒業はできるように、家庭内離婚でも表向きは結婚を続けていられるように、「ミスをしない」ことが最も重要となり、リスクを承知でチャレンジするような行動が否定されがちになる。
2012年11月13日火曜日
地元飲食店の衰退化とグルメ通販の可能性=グローバル化社会の縮図
飲食業界のことは好きなのでお店をいろいろ回るのですが、ここ数年思うのは「大手チェーンの寡占化が進んでいる」ということ。
ラーメンチェーンも汎用的な所が増えてますし、すき家やジョイフルのように500円前後で手軽に食べるorドリンクバーで長居するお店も増え(ジョイフルなんて人口3万人の町に3店舗もある=地元喫茶店や食堂は壊滅)、大型スーパーや家電量販店の集合体にテナント出店もどんどん拡大中。
居酒屋系も280円均一が普及して「鶏軟骨やたこわさ等の汎用メニューであれば大概あって、値段なりのそこそこな味」で十分な客層が集中してます。
対する地元飲食店ですが、大手チェーンと同じ汎用メニュー(鶏の唐揚げ、チーズハンバーグ、カルボナーラ等)だと20%以上は高くなるし、同一価格帯にするには業務用加工食材を使うことも増え、価格を優先して美味しさに妥協する悪循環。
メニュー訴求力に関しても、大手チェーンのような季節毎の更新やビジュアル提案が充実したものは個人店舗では難しく、単に名前を書いただけで中身の判らないメニュー(イベリコ豚の具だくさんパスタ)だと、名前を見てピンとくる顧客にしか響きにくい感じ。
当初は美味しい料理が出来ても販促部分が弱いので食材ロスも増え、それに伴って"注文されないから仕込みの手間や食材を低下させる"なんてこともありそう。
客層に関しても料理品質の低下が気にならない顧客は残りますが、その手の顧客は浮遊性が高いので、他店に移行した途端に対処法も無く閉店に向かうことが多いです。
これから大手チェーンはどんどん増えていきますから(居抜き物件も増えてるし)、地元個人店舗はますます価格と品質で「そこそこの味で低価格や利便性が高い大手チェーン」との競争激化が予想されます。
対処法として考えられるのは「ニッチ特化したグルメ通販化」が一番費用対効果が高そう。
しかし単に「お店の汎用メニューを通販」では顧客訴求力が弱いので、「客層や内容に特化したメニュー」を「オーナー自身がジャパネット的に積極アピール」しないと既存の大手通販ショップとの差異化は難しいですね。
上記を出来ない個人店舗「汎用メニューで知り合い主体営業してたお店」は除外されますが、それ以外の「個性的なメニューやオーナーのお店」には大手チェーンとの競争回避&商圏拡大のチャンスになります。
通販化によって「ニッチ特化したものをお取り寄せする指名客層」は狙えますが、どこにでもあるメニューほど埋もれやすい(たとえばふぐ・蟹料理とかだと、競合他社が多すぎてハイレベルを求められる)ので、極端な話「日本で10サイト未満のニッチ料理」まで絞り込んでメニュー開発から販促まで行うのが吉。
※成功してる通販の多くは「最高の品質」でなく「ニッチ特化」だと思います。総合的で最高の和食料理人になるのは不可能ですが、地元特産品&郷土料理専門の料理人(しかもネット特化)には成れるチャンスはある(競合が少ないので)
案外「通販やってもダメだった」「通販で売れるはずが無い」と思ってるオーナーの料理ほど、特徴が無いものってことがあります。
通販だと「食べてみれば判る」という提案だけでは弱いので、メニュー訴求に関してもある意味店舗営業以上に難しいですが、ニッチ分野を確立出来れば「専門店だったはずなのに汎用メニューが増えてしまう」「日によって注文が無いメニューがあるので、食材ロス軽減のために生鮮を止めて冷凍保存してしまう」ことから脱却が出来ます。
※酷いお店だとラーメン店なのに夜間に居酒屋メニューを充実させたり、本来のメニューの価値を貶めるお店もあります(T_T)
ある意味「通販市場」はグローバル市場みたいなものですから、スマートフォンの世界で例えると国産メーカーがサムスン・台湾・中国メーカーと勝負するような感じです。
地元商圏に固執して「自分としては良い商品・サービスだと自負してるし、常連さんも"美味しいよ"と言ってくれるけど来店客が減っている=常連は否定的なことは言わない」で現状満足してるお店には敷居が高いですが、もっと挑戦的に生きるオーナーから見れば大躍進のチャンスになりそうです(^^)
★地域産業の空洞化や増税や電気&石油価格高騰による影響を考慮してるお店ほど、地元商圏に依存してたらヤバいと思ってそうです。お店の調理・接客が良くても地域環境の変化を考えてないと「美味しいのに閉店」という現象は起きるので。
2012年11月12日月曜日
近所の湖にブラックバス放流するのと同じ現象が日本の地方ビジネスでも起こってます
それにしてもグローバル化とクラウド化の進化が速すぎて、既存ビジネスのほとんどが変革or淘汰されていく流れが激しいです。
古き良き時代(現在の団塊の世代までの商売)からは想像出来ない激烈な競争が増えてるので、昔からやってる既存店舗は時流に乗るのは難しい感じがします。いずれ"itunes等に駆逐されたCD店、amazon&コンビニに駆逐された書店"みたいになりそうです。
今までであれば既存店舗を変化(マイナーチェンジ)させることで対応出来ることもありましたが、あまりに急激過ぎるので、新業態化(フルモデルチェンジ)しないと対応は無理かもしれません。
酒販店や米穀店がコンビニに代わる等は想定出来ますが、ネット通販&地域配達専門に業態変換するのは"過去の自分を全否定する行為"なのでオーナー側に拒否反応ありそうです。
変化に耐えられない既存店舗にアドバイスを行うよりは、いっそ既存店舗スタッフで将来の変革に対応出来る人材に対して「次世代店舗で独立開業する支援」を行うほうが良いのかもしれません。
オーナー歴10年以上の中高年よりも、実務経験5年未満で20代な基幹人材の方が柔軟に対応出来るように思います(既存店舗オーナーでも向上心がある人は大丈夫ですが) 。
変化に対応出来ない既存店舗についてですが「あの頃はよかった」「しょせん安物だから価値が低い」「現状を全部捨てて新しいことに挑戦するのはリスクが高すぎる」「そんなのやったら今の商売が売れなくなる」と発言するオーナーはヤバいですね。
顧客ニーズや時流の変化から離反してる状況だと、新興勢力が侵攻すれば"湖にブラックバス放流して起こる生態系破壊"的現象になる確率は高いと思います。
あと、よくあるパターンですが、既存店舗が新しい機材をローンで買って商売に利用してると、翌年に数倍の性能&価格は半額以下のものが出てきて、ローン購入したものを捨てるわけにもいかず、またローン返済を考えると安売りするわけにもいかないジレンマに陥るような悩みも出てきます。そうして苦悩してる合間に新興勢力が一気に引きはなす現実。
2012年11月6日火曜日
時間とコストを効率化したインフラが整備され過ぎた未来での商売について
→最近APPLE、amazon、googleがタブレット端末や電子データマーケット(アプリや書籍等を含む)で競争激化してますが、これって「顧客に対しての情報流通インフラ」の取り合いみたいです。
今までは新聞・雑誌・テレビ・ラジオというメディアや小売店が担っていた流通・販売部分を電子データマーケット分野で奪取していく流れ。
並行してネット通販やネットスーパー等の物販も増えてますから、電子→物販と範囲を広げていけば既存企業は売上と顧客が減少していきます。
他の分野でも「高速バス、LCC、高速道路、新幹線」の低価格普及&利便性向上によって従来の道路の利用は減っていき、それに伴って古いインフラ依存の商売は淘汰されていってるように思います。
※新幹線が開通して乗り降り客が激減した地方駅周辺の商店街とか
インフラが整備されると今まで競合してなかった他地域の大手企業が地元まで攻めて来たりもしますから、その点を考慮しながら新しいインフラに対応した商売へと移行して行くほうが生き残りが出来そうです。
※古いインフラを使う人向けの商売ほど減る客層を既存業者同士が取り合いするので
2012年10月23日火曜日
「自分の代わりがいないビジネス」が出来るかどうかでグローバル化経済で生き残れるかが決まる
→何もグローバル化は世界的な部分だけでなく、地方でも同じ現象は起こってます。
例えば機械化や単純労働化というのも「働く人の代替えが可能になる」要因ですし、ネット通販普及や大手チェーンの地方進出によって企業は割高な人材をより低コスト人材へと入れ替えすることも増えています。
タクシー運転手・宅配業者はカーナビの進化で素人でも可能になってますし、スーパーのレジ打ちもICタグや電子マネー普及で効率化され、早く打てる等の技能・経験は不要になりつつあります。
同じ技能・知識で稼げる対価は年々下がってるので、より独自なものや希少価値の高い技能・知識を志向していかないと先がありません。
そのためには「誰でも出来る技能・知識」だけでなく「同一商圏内では自分にしか出来ない技能・知識」を目利きしながら身に着けていくことが大事だと思います。
http://nkbp.jp/Tu03mN
>グローバル化は、一部の人と企業にしか利益をもたらさない。グローバル化が進めば、中流層の仕事は低コストで雇えるアジアなどの外国人に奪われる。グローバリゼーションの名の下に始まった、労働のダンピング劇。求め続けられる人だけが生き残り、そうでない人は淘汰される。強い者が残り、弱い者が食い尽くされる。
これがグローバル化の実態なのだ。
>運転手さんが、「プロ」という言葉を、どういう意味合いで使っていたかは定かではない。
ただ、恐らくそれは、「その人の代わりはいない」ということなんじゃないかと思ったりもする。どんなに優秀な中国人が出てこようとも、どんなに企業がコスト削減に乗り出そうとも、「アイツは必要だ」と思われる人。ただ単に、専門知識に長けているとか、何だとかいうのではなく、名指しで求められるまさしくプロフェッショナルな人だ。
そして、この一言こそが、この先を生き抜くキーワードになるのではないか。就社だろうと、就職だろうと、何にせよ、プロが求められる時代に突入している。そう実感せずにはいられなかったのである。
2012年10月22日月曜日
業務代行者が増えてグローバル化するほどに自社スタッフが不要になる未来
→事業を行う場合に自社スタッフを雇用するという形式は将来的に減っていくんじゃないかと思います(自社スタッフである必然性が少ない業務の場合)。
業務代行サイトは国内外にどんどん増えてますし、登録する人材も増えてます。
サイト経由の良い所は個々の業務代行に関して「利用者の評価チェック」「内容や価格の比較」「支払いや契約窓口の一元化」が出来ること。
例えば「事務処理の代行」の場合、サイト上で「日本の在宅主婦の代行 or 新興国在住の代行」を比較して選んだり出来ます。現状はネット経由で可能な代行が多いですが、いずれ「店舗接客スタッフや店舗の深夜清掃」のようなことまで可能になってくると思います。
そうなるとサイト上で「評価が高く、内容と価格がお値打ちな代行者」を選んで「必要な時に必要な分だけ」外注する企業が増えていきそうです。
代行者にとっても、サイトで自分の外販可能なスキルの評価が蓄積され、窓口も一元化されるのは効率的です。人気ある代行者ほど依頼が殺到し、以来単価がアップする可能性も高いです。
ただし同質化した業務に関しては競合者が増えていくほど価格競争は激しくなるので結構大変。
「ロゴデザイン」や「契約書の作成」「スキャンした伝票の記帳処理」に関しても世界中の代行者(新興国だと物価差が1/3とか)と1つの案件を取り合いになるなんてことも増えそうです。
http://www.lancers.jp/
※事業を構築運営する場合、業務代行サイトを活用して「パソコン・パーツを組み立て&専用ソフトをインストールして業務用パソコンを自作するように」出来たら便利。
コア業務に関しては自社スタッフ限定ですが、それ以外は外部調達することで柔軟にスケールアップ&スピード展開することが可能になります。
※コア業務を確立してない企業は外注化と内製化する業務を選別出来ないので失敗することは多そう
※例えば現状で求人サイトがありますが、もっと進んでいけば「飲食店経験5年でAとBの業務に習熟した北九州在住の人材」のように本人スペック・評価・作業単価が表示され、それを企業・店舗が選んで依頼するなんてことも増えたりして。
その際に評価が高い人材ほど、他社からスカウト依頼が来て、引き抜き防止したい依頼企業は契約更新時に依頼単価をアップしなければいけなくなるとか。
バイトの履歴書見たって本人スペックは判りませんから、それが「見える化・比較化」出来ることで流動性も高まる感じ。
その反面、トラブル多発やスペック不足な人材は依頼単価激減&依頼企業激減していく流れ。
2012年10月18日木曜日
日本での海外文化&消費が増えていくのと同じように、世界各地でも日本文化&消費が増える可能性は広がる
→今の世の中を考えると、昔と比べて海外文化的商品・サービスが身近に普及して、その分日本文化的商品・サービスの需要が減ってるように思います(代替え消費されている)。
例えば結婚式だって、昔は神前式や仏前式が主流(古い形式の人前式もアリ)だったのが、今では教会式や洋風人前式の方が主流派な感じ。婚礼料理や引出物でも日本古来なものよりも洋風がどんどん増えてます(日本由来なものを選ぶ人は、より専門化)。
お菓子でも和菓子や羊羹等が多かったのが、洋風ケーキやアジア系スイーツなんてのがコンビニでも並んでいます。サービス分野でもタイ式マッサージや英国式なんてのもありますし、イベント的にはハロウィンやクリスマスというのも一般化してます。
海外文化商品が普及する背景には海外の情報がメディアを通じて国内に浸透してるということもありますが、知ることで「より自分に合う商品・サービスを原産地関係なく求める」「同じ地域に住んでいても、衣食住の好みが全て違ってくる」傾向が高まってるのかもしれません。
ある意味 消費のグローバル化が進んでるのですが、これに逆らって「販売・消費の鎖国化」を推進していくと、「情報は知ってるのに消費出来ない状態」「海外で増えている消費需要を見過ごす」ことになりそうです。
消費のグローバル化(情報が普及して嗜好も多様化し、それに応じて国内文化よりも海外文化を優先しだす)を拒否・批判するのでなく、肯定して逆に海外に打って出る方が「日本文化的商品・サービス」も売れるように思います。
あと「海外文化的商品・サービス」も、今以上の細分化が進んでいくので、よりニッチなものを輸入販売していくと、大手が輸入販売してる商品・サービスに飽きた客層に対してのカテゴリーキラー(大手の総合よりも、付加価値と収益性が高い)になれそうです。
★この先の消費傾向を考えていくと「日本人だから日本のものを消費する」というよりは「日本文化(又は海外文化)が好きだから消費する(日本人or外国人)」というグローバル客層が世界的に増えていく感じですね。
http://bit.ly/QuYezG
>「グローバル化」というものの特徴のひとつは、やはり文化の均質化である。
例えば、どこに行ってもスターバックスのコーヒーが飲めるという状況だ。
海外では「Starbuckzation/スタバ化」という言葉まで生まれている。
>かつて、長野県でスターバックスの誘致の署名運動があった。5000名の署名をもとに2003年に長野市に同県の1号店がオープンし、その初日の売上が世界記録だったというニュースがあった。
>スターバックスがあることが文化的生活のシンボルであると考え、地域が文化的に遅れているからスターバックスを誘致しなければならないので署名活動という住民アクションが起きた。
2012年10月15日月曜日
先進国ほど中流層が消失し、新興国ほど中流層が激増する時代に商売するには
先進国の未来って「中流層(及びやっていた仕事)がいなくなる」というのが一番怖いところ。
例えば食事に関してだと「自然・健康で繊細な味覚の食事」と「高カロリー低栄養で単調&濃味のジャンクフード」に二極化して中間(普及価格帯の食事)が無くなる感じ。
そうなると中流層向けの商品・サービスの需要が減っていって関連企業や店舗が淘汰されていきます。
※弁当で言うと「1000円弁当1個→5個」と「250円弁当34個→80個」が主流になって「650~450円の弁当が65個→15個」に減る
なんで中流層が減るかというと、中流層がやっていた仕事が自動化&効率化されていき、より高度な仕事は上流層に上がり、その他大勢は下流層へ落ちていくから(雇用や生活レベルの低下)。
下流層向けはボリュームが増えるのでスケールメリット訴求の大企業に有利になり、上流層向けは付加価値重視に向かっていきそう。
そうなると小規模企業は付加価値路線に行くほうが賢明ですが、今を変えて冒険なんて出来ない企業は中流層向けに固執して壮絶なイス取りゲームに突入。
よく周辺地域を見渡してみると、大手の画一的低価格チェーンが増えてて付加価値化が出来ない地元店舗は減ってる感じ。
※もし葬儀の世界も極端な二極化していくと、中流層向けの葬儀社って設備投資してる分今後が厳しそう
http://bit.ly/OSAbvQ
>WEB集客型葬儀サービスを提供するユニクエスト・オンラインは、このたび「葬儀に関する調査報告(7月度版)」を作成した。
まず、「直葬の選択率」では、52.6%の人が、通夜式も告別式もしない直葬(葬式をせず、火葬だけをすることを指す)を選択。同社サービス利用者の半数以上が、従来の葬儀ではなく「直葬」プランを選択している結果となった。
さらに「寺院の手配率」では、47.6%の人が、葬儀の際に寺院の紹介を同社へ依頼。都市部に
移住するなどの理由から、日頃から寺院との付き合いが無い人が増えている傾向にあることが分かる。
モノよりもヒトに顧客が付く商売って大手とは競合回避出来るけど地元内での新陳代謝が激しい
→最近地元に新しい飲食店が凄く増えてます。特に居抜き物件を活用した小規模店舗。
大手チェーンの飲食店も増えてるのに、何故こんなに増えるんだろうと不思議に思っていたのですが、もしかしたら中規模店舗は大手チェーンとの競争に巻き込まれますが、小規模店舗は客層(来店用途)が異なるのかもしれません。
美容室でも大手チェーンは増えてますが、個人店舗は逆に増えてますから、商品・サービスの価格や利便性が主体な客層ほど大手チェーンが有利になり、個人店舗は店舗スタッフの魅力が主体なので競合はしにくいとか?
※商圏人口が少ないほど、商品の品質がマニアック過ぎても伝わらない客層が増えるので、店舗スタッフの魅力(好き嫌い)の方が差異化になる
ただ店舗スタッフの魅力が主体なほど、年月が経つと対象客層との乖離が激しくなったり、既存客が高齢化したことで来店頻度が少なくなっていくなんてデメリットもあります。
また小規模な分、開業の敷居が低いため新興店舗が出てくる確率は高く、最近では衰退業種オーナー(建設業や工場関連業)が既存店舗スタッフをスカウトして同業店舗を同一商圏内に開業するなんてことも増えてる感じ。
中規模店舗の場合だと、商売的には大手チェーンとの競争が激化し、既存スタッフは待遇悪化を懸念して独立(又はスカウト)に乗りやすいなんてことが多く、小規模店舗は大手チェーンと競合しなくても中規模店舗から移行してきた新規事業者がどんどん増えて競争激化していきます。
苦しくなって閉店した小規模店舗は居抜き物件として次に開業するには低コストですから、新しい店舗への新陳代謝は「商品力や規制・特許等で差異化できる分野」以上のスピードです。
新陳代謝が早いのって大変ではありますが、その分「業界経験が長くなくても開業して顧客確保が出来る可能性も高い」のは他分野と比べてメリットかもしれません。
他分野で似てるものとして考えると「スポーツ選手」が似てる感じがします。
スポーツ選手は「技能☓体力」ですが、小規模店舗だと「技能☓対話力」が魅力みたい。
高齢になれば競技やマウンドに出れない選手が増えるように、店舗スタッフでも20~30代は活躍出来ても、高齢化すると新規客層が新鮮味&若いスタッフのいる店舗に流れるなんてことはありそうです。
※体力や対話力を高齢化しても維持出来る店舗スタッフって凄く少ない
※対話力ってソーシャルだけでなく、来店客への対応においても重要な感じ(商品・サービスの魅力を倍増させる)
http://bit.ly/WiyFqT
>当社で担当しているあるプロ野球OB選手のブログ・フェイスブックでは対話を重視し、ファンとのコミュニケーションを撮り続けている結果、イベントなどの際に、本当に多くの方に積極的に参加していただけるようになりました。 もともとの知名度に加え、対話をし続けることの重要性が再確認された事例です。
>ニュースレターやDMには制作コストや配送コストがかかりますので、なかなか続けることが難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、最近はフェイスブックやツイッターなどのツールで顧客と常に対話をする環境が整っています。対話をすることで、いざ何かを売りたい時に積極的に参加してくれる人を確保することができます。
>企業がなぜフェイスブックを活用すべきか。もうお分かりだと思います。顧客や潜在顧客との太いパイプをつなぐ役割を担うことができるからです。近況を伝えあう仲になれば、企業活動にも興味が湧き、そこが提供している商品やサービスにも興味が出てきます。その状態で適切な告知をすることで、安定した売り上げを確保することができるということです。
ラベル:
グローバル化,
モノ訴求よりもヒト訴求,
雇用の未来,
地方商圏
2012年10月10日水曜日
市場がグローバル化していくほど、個人商売は深く狭くなった方が売れる
→地方を見ていてもコンビニや大手チェーンの小売店・飲食店が乱立してますが、これって「全国・世界的に客層のフラット化(嗜好の差が無くなる)」が起こっているんだと思います。
大手チェーンって「世界標準な内容(低価格・利便性)でスケールメリット訴求&知名度アップ」してますから、類似したものを売ってる個人店舗はどんどん厳しくなってる感じ。
※フラット化する理由はネットを通じて世界中の情報が流通して認知格差が減っているから
その大手チェーンにしても、以前は日本限定のチェーンがメインでしたが、今では海外チェーンが日本に進出してきて、より世界規模での展開が進んでいます(マクドナルドやイケアみたいに世界規模での仕入&販促)。
※コンビニや牛丼チェーンのように日本から海外へ進出してる事例もあります
割りとよくあるのが「地元資本の数店舗あるチェーンが都会チェーンのパチもん内容で運営してたら、都会チェーンが侵攻してきて一気に商圏を奪取し、地元チェーンは規模の経済で勝てないので閉店」という流れ。全国・世界チェーンが来るまでは地元チェーンでも商売になりますが、正面衝突してしまうと代替えされやすくなります。
このままいけば地方商圏って国内外の大手チェーン(ネット通販も含む)が大半になり、個人店舗ほど厳しいんじゃないかと思います。
ただネットによって情報伝達が広がってる分、地元商圏に依存せず、より広い商圏を対象にして商売していくことも可能になったので、地元ではニッチ過ぎて客層が少ない尖った商品・サービスをネット経由で売れる可能性も広がってます。
例えば地元商圏で「うどんメニューの多いお店」をしてれば「餡かけうどんorカレーうどん専門」としてネット通販等をするとか。
※もし全国チェーンの丸亀製麺等が出店するとフルラインナップでは勝てないので
★国内外の大手チェーンに代替えされない商品・サービスをネット経由で国内外に売っていく方が地元在住でも生き残る確率が高そうです(地元密着路線は老舗一番店以外はキツいから)
http://bit.ly/QQBKfX
>グローバル化の流れが進むこの時代において「フォーカス」が必要な理由を著者はある比喩を用いてわかりやすく説明している。
例えば、あなたが人口50人の町に住んでいるとしよう。そこにはどんな小売店があるだろうか。もちろん、何でも売っている「雑貨店」だ。
では、人口800万人のニューヨーク市ではどんな小売店があるだろう?もちろん、専門店だ。
専門化は、マーケットが大きくなればなるほど進んでいく。逆に小さくなればなるほど総合化が進む。だから世界がグローバル経済へ向かえば、企業はどんどん専門化せざるを得ない。
世界へうって出るには、FOCUSしなければならないのだ。
国内で「総合○○」で売ってきた企業ほど、海外進出時には何を売りにするのかFOCUSしなければならいないということだ。
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